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「まず→つぎ」ボードとは?使い方とコツ

文: The Tandli Team · 保護者・教育者・つくり手 公開

ひとことで言うと

「まず→つぎ」ボードには二つだけを示します。まず何をするか、そしてその次にどんな楽しみがあるかです。「まず歯みがき、そのあと絵本」のように、あまり好きではない課題のあとに本人が楽しみにできることを見せることで、切り替えを穏やかで取り組みやすいものにします。

いちばんシンプルな視覚支援

長い視覚的スケジュールは多すぎる——子どもにとっても、慌ただしい場面の大人にとっても——と感じたら、**「まず→つぎ」**から始めてみましょう。世界を二つの枠まで小さくします。まず、今すること。そのあと、次にあること。それだけです。そして、そのシンプルさこそが強みです。

「まず→つぎ」ボードは、切り替えのときに子どもが知りたい二つのこと——何をすればいい? と 終わったら何がある?——を示します。答えが言葉の連続ではなく絵として見えていると、次の行動へ移りやすくなります。

「やらないなら…」より「まず、次に」

次の二つを比べてみてください。

  • ❌ 「靴を履かないなら、公園には行けないよ。」
  • ✅ 「まず靴、そのあと公園。」

最初の言い方は否定的で、対立になりやすい伝え方です。二つ目は、成功を前提にした穏やかで前向きな順序です。伝えている内容は同じでも、感じ方は大きく違います。「まず→つぎ」は、やり取りを協力的なまま進めやすくします。

「まず→つぎ」ボードの使い方

  1. 「まず」に今することを置く。 小さく具体的な、一つの行動にします。
  2. 「そのあと」に楽しみなことを置く。 大きなごほうびでなくてかまいません。「そのあとおやつ」「そのあと絵本」のように、自然に次に来る活動でも十分です。
  3. 指さしながら短く言う。 「まず手洗い、そのあとごはん。」二つの枠を順番に指します。
  4. 毎回、約束した流れを守る。 「そのあと」が本当に起こるからこそ、子どもはボードを信頼できます。
  5. 途中で条件を変えない。 できない約束はせず、「まず」を終えたあとにゴールを遠ざけないようにします。

「ごほうびで釣る」ではなく、前もって分かる仕組みに

「つぎ」が最も力を発揮するのは、その場の反応ではなく、あらかじめ決めてあるときです。難しい場面の前に用意し、メルトダウンの最中に提示するのは避けます。慣れてきたら、「まず→つぎ」を長い手順へ広げたり、いくつかの「まず」を積み重ねて大きな「つぎ」に向かうトークンボードへ発展させたりできます。

今日から試してみる

無料の「まず→つぎ」ボードを印刷して、次の切り替えで使ってみてください。「まず」の手順を、子どもがよく知っている写真とあなたの声で案内したいなら、それがTandliの中心にある考え方です。穏やかに一手順ずつ、次へ進みます。

よくある質問

「まず→つぎ」ボードとは何ですか?

「まず→つぎ」ボードは、子どもに「まず何をするか」「その次に何があるか」を二つの絵で示すシンプルな視覚支援です。たとえば、歯みがきの絵の横に好きな絵本の絵を置きます。「まずこれ、つぎにあれ」と見える形にすると、切り替えや苦手な活動が分かりやすくなります。

なぜ「まず→つぎ」が役立つのですか?

具体的で、前向きで、予測しやすいからです。子どもが知りたい『何をすればいい?』『その次は何?』という二つの疑問に、たくさんの言葉ではなく絵で答えられます。難しい活動のあとに楽しみな活動を示すことも、取り組む意欲につながります。

「まず→つぎ」ボードは「ごほうびで釣る」ことと同じですか?

いいえ。その場で行動を止めるためにごほうびを出すこととは違います。「まず→つぎ」は、あらかじめ決めておく予測可能な流れです。順序や最後まで取り組むことを支え、「つぎ」は自然に続く予定された活動であって、メルトダウンへの見返りではありません。

長いスケジュールではなく、「まず→つぎ」を使うのはどんなときですか?

長いスケジュールが負担になりそうなときは、「まず→つぎ」が向いています。視覚支援を初めて使う子どもや、ストレスが高く二つの手順だけで十分な場面などです。慣れてきたら、子どもの様子に合わせて長い視覚的スケジュールへ広げられます。

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